看護師になって良かったこと

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看護学部を卒業し看護師、保健師資格を取得。 その後大学の附属病院に就職し混合病棟に所属。 約4年間働き結婚のため退職し現在は転職活動中。
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看護師として働いていて嫌だったことはたくさんありました。

だって9Kって言われるくらいですからね、辞めたいって何度思ったことか。。

でも振り返ると良かったなと思えるところもあります。

そこで今回は、今後の進路を決める中高生に向けて看護師になって良かったことについてお伝えします。

給料面

いきなりお金?と思う方もいらっしゃると思いますが、働く上でお給料は大切だと思うので記載しました。

看護師は国家資格であり夜勤も行うため給料は一般的な企業と比較すると高い傾向にあります。

正直労働と対価が見合っているかと言うと微妙なところではありますが、その分自分の好きなものにお金を費やす余裕はあります。

筆者の働いていた病院では前月の夜勤の手当や祝日手当が翌月に支払われていたので、沢山頑張った翌月の給料明細はとてもワクワクしました。

仕事でストレスが溜まる→ストレス発散のため散財するという悪いループにハマる場合もありますが、きちんと管理できる方はそれなりに貯金もできると思います。

どうせ働くならしっかりお金が欲しいと思う人にはお勧めです。

沢山感謝される

9Kと言われる看護師業務ですが人が嫌がるような仕事をする分、感謝されることがたくさんあります。

病院での出来事は私たち看護師にとっては日常ですが、入院してくる患者さんやそのご家族にとっては非日常的なイベント。

病気によって出来なくなったことのお手伝いをしたり、辛いときに精神面を支える存在です。

「あなたがいてくれて良かった」「あなたがいたから頑張れた」

そういった言葉を伝えてくれる患者さんもいらっしゃいます。

仕事をしていて辛いことも多いですが、こういった言葉を聞く度に「頑張って良かった」「また明日も頑張ろう」という気持ちになれるのです。

どんな仕事も人の生活を支えていると思いますが、目に見える形で誰かを支えることができ、直接感謝の気持ちを聞くことができるのは看護師の大きな魅力だと思います。

視野が広がる

看護師の仕事をしていて気づかされるのは、世の中には色んな人がいるということ。

自分の中では普通だと思っていることがその人にとっては普通ではないのです。

今置かれている状況やこれまでの環境、その人の性格、家族、仕事など、全く同じ人はいません。

そのため人の価値観というものはそれぞれ異なります。

視点を変えれば正解は不正解になるのです。

看護師として働いていると、色んな職業、ご家庭の方と出会います。

患者さんの今後の方針を決める際に患者さん自身やご家族が何を望むのか。

それは同じ病気でも患者さんによって異なります。

これ以上治療を望まない患者さんもいれば、最後まで病気と闘うことを望む方もいらっしゃいます。

そんな時、患者さんやご家族が後悔のない選択をできるようサポートをするのも看護師の仕事の一つです。

患者さんやご家族の思いに耳を傾け、医師の説明で理解できない部分はもう一度説明を依頼したり、理学療法士やケアマネージャーとの調整を行うなど、様々なサポートを行います。

実際には本当にこれで良かったのかと悩む場面もありますが、きちんと次の段階に進んだ時にはやりがいも感じられます。

その中で少しずつ自分の中の視野が広がっていくのも看護師の魅力の一つです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

辞めてから振り返ると9Kと呼ばれる看護師の仕事はキツいだけではなかったなと思います。

将来どんな職業に就きたいか悩んでいる中高生の方の参考に少しでもなれれば幸いです。

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